こんにちは!
子供向けプログラミング教室kobakoスタッフです。
「子供がゲームばかりやっていて困っている」という保護者さまからの相談はよく聞きます。
ゲームは勉強しなくなるし悪影響が多いという世論も多い中、
「いやいや、ゲームで学ぶことも多いんだぜ?」という反論意見も少なからずあり、
僕自身もシロクロつけるとしたらどっちなんだろうなぁと考えることがありました。
特にマインクラフトなどはプログラミング業界で良くも悪くもマーケティングに利用されている印象です。
マインクラフトはプログラミングの勉強になるのか?にも言及していきたいと思います。
ところで・・・
この記事を書いている人はだれ?
子供向けプログラミング教室です!
JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。
プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。
ゲームは遊びであり学び
まずは結論ですが、シロクロつけることはできませんでした。
遊びでもあり学びでもある、という最初の論点に巻き戻ってしまったわけですが、ちゃんと理由があります。
ゲームの練習をした話
少しだけ脱線します。
僕はゲームはそれほど好きではなく、あまりゲームをしません。作ることの方が好きだからです。
ですが、仕事の一環でゲームをうまくならないといけない状況になりまして、とある対戦ゲームを猛練習してみました。
まぁ遊んでいれば練習になるだろうと思って普通に遊んでいたのですが、
その場その場のシチュエーションで運任せに近い環境で対戦していたため、再現性がありません。
そこで気がついたのが、遊びと練習は似て非なるものだということです。
きちんと練習を心がけ、効率よくゲームが上手くなり始めました。
ギターがうまくならない
さらに脱線しますが、僕は学生の時からギターを弾くのですが、これがまたうまくならないのです。
新しい曲に挑戦するのが億劫なので、自分の曲を作曲し、その曲をミスなく弾ける練習ばかりしていました。
ある時、超絶ベーシスト、ビリーシーンの言葉を雑誌か何かで見かけます。
「どうしたらそんなにベースがうまくなるのか?特別な練習をしているのか?」とインタビュアーは問いかけます。
するとビリーシーンはこう返します。
「普通に練習している。というかそもそもお前らの練習は間違っている。弾けるフレーズを反復しても練習とは言わない。弾けないフレーズを弾けるように反復するのが練習である」
うろ覚えですが、確かこんなニュアンスの言葉でした。
そう、僕は練習したつもりになっていのです。できることを反復しても、それは練習とは言わないのです。
ゲームが上手くなる方法
つまり、僕のゲームの練習方法は、できることはせず、できないことを重点的にプレイした、ということです。
勝つことが目的ではなく、まさに己との戦い。
勝つことが目的になってしまったプレイヤーは、チートや卑怯な技で勝つ快感だけでプレイし続けますが、
本当にゲームが好きなプレイヤーは、勝つことではなく、ゲームの中に己の成長を見出しているような気がしました。
それは遊び?学び?
話を戻しましょう。
ゲームは遊びなのか、学びなのか?
それは、できなことをしているのか?という論点で分岐する気がしています。
できることだけを反復する場合、それは遊びと言えるかもしれません。
できないことをできるように反復している場合、練習であり、それは学びに近い環境だと思います。
マイクラは遊びなのか学びなのか
さらにマインクラフトに話を伸ばしてみます。
保護者の方からは「プログラミング教室でマイクラを勉強しているが、ただ遊んでいるようにしか見えない」という意見をよく聞きます。
マイクラは発想を活かす余地や拡張性があり、想像力を育むとされていますが、
これもまた本人次第と言えるのではないでしょうか。
同じことを繰り返していてはそれは遊びでしょうし、できないことにチャレンジしているのであれば学びともいえそうです。
もし、お子様がマイクラを学びだ、ゲームが学びだ、と主張する場合、
「今日はどんな新しいことができるようになったの?」
と聞いてみたらいいのかもしれません。
新しいことにチャレンジしていたら、それはもう納得してゲームをプレイすることを認めてあげてください。
(ちなみにkobakoはマイクラは教えていません。)
子供に課題を与える
何年か前にバズっていた記事で
「子供に、ゲームに目標や課題を与えてやれば嫌になってゲームをやめます」
という記事を見かけました。
そんなバカな?と本当のことか疑わしかったのですが、
これもまた遊びと学びの違いの観点で説明すれば、納得する話でもあります。
できないことをしよう
ということで、
別にゲームに限らず、マイクラに限らず、プログラミングに限らず、ギターに限らず、
全てのことにおいて、できないことをする、を念頭に置くのがいいんじゃないかなぁという話でした。
でもたまには遊んでもいいと思います。
遊び方を忘れるのも、それもまた、個人的にはハテナだったりします。
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