子供に手に職!プログラミングは稼げるのか? 現役エンジニアが解説

この記事は年収などお金に関する偏見、思想が多く含まれています。ひとりの個人の感想だと思ってお聞きください。

こんにちは!

子供向けプログラミング教室kobakoスタッフです。

近年、子供のプログラミング教室も盛んになってきていますが、

それよりも加熱しているのが大人向けのプログラミングスクールです。

就職、転職、キャリアアップにエンジニアを見据える大人が増えているんですね。

実際、エンジニアは稼げるのでしょうか?

子供の将来設計として、手に職となるプログラミングはアリなのでしょうか?

現役エンジニアが解説したいと思います。

ところで・・・

この記事を書いている人はだれ?

子供向けプログラミング教室です!

JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。

プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。

エンジニアの年収

いきなり生々しい話ですが、一番聞きたいところだと思いますので。

年収1,000万を目指す大人向けプログラミングスクールなども存在しており、

実際のところそんなに稼げるの?プログラミングスクールのポジショントークじゃないの?

という疑問を持つ方も多いと思います。

結論から言うと、1,000万円はそこまで難しくない印象です。

ただ、この数字にはからくりがあります。詳しくは後ほど・・・。

企業勤めのエンジニア 400〜600万

エンジニアとはいえ、ほとんどは普通の会社員です。

ということで、実に平均的な給料です。

普通の会社員と同じように、課長や部長、管理職にならないと給料は上がりません。

エンジニアだからといって、何か特別な給与があるというわけではありません。

ただ、IT企業の数はものすごく多いですし、エンジニアはいつも不足しています。

エンジニアは就職、転職しやすいという特徴は確かにあります。

超大手ITコンサルタント 1,000万円

NTTデータやIBMといった超大手で、ITコンサルタントとして勤務するエンジニアであれば1,000万円は超えるでしょう。

ですが、そんな大手であることを考えれば、もらって当然な給料です。

超大手に入れる時点で、優秀な人材ですし、

エンジニアかどうかはもう全く関係ない話だと思います。

優秀なエンジニアなら入れる企業というわけでもないですし、

学歴などトータルステータスが求められますので、

エンジニアは超大手に入って稼げる!という言い方はできないなと思います。

それに、超大手はプログラミングスキルをほとんど気にしていません。

子供をこういった企業に入社させたいなら、プログラミングを頑張るというか、普通に学校の勉強を頑張るのが良いですね。

フリーランスエンジニア 1,000万

プログラミングスクールに通う大人たちが目指すのはこの領域です。

学歴も関係ありません。最近ではフルリモートのフリーランスも増えています。

めちゃくちゃ優秀じゃなくても、それなりなエンジニアで1,000万円が狙えるのがフリーランスです。

超大手に勤務することは無理でも、この領域ならば参入障壁が低く、手がと届きそうですね。

実際、僕は月85万円での契約内定をもらったことがあります。

当時のスペックはというと、27歳、文系大卒。職業プログラマ歴3年。

ご覧の通り、実に平凡なスペックです。

それでも年収1,000万円に届いてしまう可能性があるのがフリーランスエンジニアなわけです。

この例えで伝わるかわかりませんが、

超大手に勤務するには、学年テストで1番を取るような優秀さが必要だが、

フリーランスエンジニアになるには、学年で上位30%くらいに入る程度のそれなりな優秀さで十分、

そんな感覚かなぁと個人的には思っています。

フリーランスエンジニアの誤解

じゃあフリーランスエンジニア最強じゃん!と思うかもしれませんが、

これは人それぞれの価値観ではありますが、

僕は個人的にはフリーランスエンジニアはお勧めしないなと思っています。

フリーとはいえ結局雇われである

フリーランスというと自由な感じがしてしまいますが、

フリーランスエンジニアのほとんどは代理店経由で企業に派遣される、派遣社員のようなものです。

勤務時間も決められ、普通の会社員と同じように働きます。

現場で使える人材になるべく常に勉強が必要ですし、

どんどん入ってくる若く柔軟なエンジニアとも競争しなければなりません。

年齢とともに契約金が下がる可能性もあります。

フルリモートで、時間の制約がない、成果物ベースのエンジニアももちろんいますが、相当優秀な部類です。

フルリモートは誰もが目指せるフリーランス像ではないかなと思います。

企業にとって都合の良い存在

企業は高い給料を払ってフリーランスを雇っている、と思われるかもしれませんが、

企業にとって、年収1,000万円のフリーランスを雇うというのは、

年収600万円の会社員を雇うのと同等のコストと捉えています。

社会保険、退職金、福利厚生を加味すれば、会社は給与の1.5〜2.0倍払っていると言われています。

使い捨てが可能で、即戦力である人材を雇おうと思ったら、フリーランスが企業にとって都合が良いのです。

こう思うと、なんだか、稼げているようで稼げていない気がしてきます。

稼ぐことが目的ではないならフリーランスはあり

フリーランスエンジニアを否定するようなことを書いてしまいましたが、

あくまでも、稼げるからエンジニアになりたい!

という人に向けてのメッセージです。

上記のことがわかっていて、

稼げるという目的以外でやりがいを見出しているフリーランスエンジニアであれば、全く問題ないと思います。

稼ぐための手段としてフリーランスエンジニアを見据えるのはちょっと危険かも、ということが伝われば幸いです。

実際、周りのフリーランスエンジニアを見ていても、

ちょっと暇になったからお小遣い稼ぎに契約を結んでフリーランスとして雇われた的な人が多かったりします。

エンジニアは稼げる、の本当の意味

エンジニアは稼げないと言いたいわけではありません。

僕はエンジニアは稼げるし、選択肢も広がり、魅力あふれる最高の職業だと思っています。

ただ、個人的な感想としては、雇われフリーランスは稼げるとは言わないんじゃないかなと僕は思っています。

自動化して時間を効率化

エンジニアは自動化のプロです。

あらゆるものを自動化して、作業時間を減らし、時間を作ります。

そして、作った時間で新しいことにチャレンジする。

これがエンジニアが稼げるようになる循環だと思っています。

別にエンジニアだけで稼ぐ必要もないんです。

作った時間でラーメン屋をやるのも良いですし、YouTuberをやっても良いわけです。

新しいことにチャンレジする基盤を作りやすいのがエンジニアともいえます。

金のなる木を作るのが本当のエンジニアの勝利

例えば、WEBサービスやアプリを作れば、

自動的にお金を稼ぐ、金のなる木の出来上がりです。

別に少額の売り上げでもよく、

運用の手間を自動化し、また新しい金のなる木を作るべく、種を蒔いていけばいいわけです。

さらに一発当てれば億も狙えるのがこの世界です。

エンジニアが稼げるのは、ずばり、新しいことにチャンレジする時間を捻出できることに他ならないと思っています。

今から子供に手に職をつける必要はありません

エンジニアは新しいことにチャレンジすることができることが売りです。

エンジニアになれば稼げるというよりは、結局、

発想力とか創造力とか、クリエイティブな力の方が重要だと僕は考えます。

子供の将来が不安になってしまう保護者の方のお気持ちもすごくわかるのですが、

今は焦らず、子供の自由な発想を育てるべく、遊ばせてみてはいかがでしょうか?

プログラミング教室kobakoでは、プログラミングは作品を作るための手段として捉えています。

子供が将来、楽しく、幸せに、いろんなことにチャレンジしてくれる未来を見据えてみませんか?

プログラミング教室コバコでは、子供がプログラミングを通していろんなことに挑戦できるよう、

サポートしていきたいと思っています。

無料体験へのお申し込みはこちらから!

kobakoのゲームプログラミング教材もYouTubeで無料配信中です!

初回の授業料(体験)は無料です。

※現在はオンライン授業でのみ対応しています。通学型ではありません。

Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash