PUIPUIモルカーはなぜモルモットが車になったのか。理由を考える大切さ。

こんにちは!プログラミング教室kobakoスタッフです!

ちょっと前から流行っているアニメ、PUIPUIモルカーをご存知でしょうか?

PUI PUIモルカーは、モルモットが車になった世界で、ドタバタ劇が繰り広げられる、ほんわか、そしてちょっぴりダークでシュールな短編アニメです。

今日はモルカーから学ぶ、「理由を考える大切さ」がテーマです!

出典:公式サイトより画像キャプチャ

なぜモルモットが車になったのか?

シュールな世界観とは裏腹に、かわいい見た目のモルカーに、PUIPUIファンが増えています。

モルモットが車になるなんて、とっぴなアイディアですよね。

しかし、なぜ、モルモットが車になったのでしょうか?

かわいいから説

「かわいいからモルモットを車にした」

それもあるかもしれません。

ですが、なぜ犬ではないのでしょうか?猫ではないのでしょうか?

可愛いと言えば、わんちゃんねこちゃんです。

可愛くしたければ、わんちゃんねこちゃんを使うのが定石というもの。

ありきたりじゃないから説

「犬猫だとありきたりだから」

それもあるかもしれません。

モルモットって、かわいい動物ではありますが、あまりアニメやキャラクターの世界には日の目を見ることがなかった動物な気がします。

このニッチな部分が残っていたのでモルモットにした、というのも理由として考えられますよね。

ですが、やっぱり僕は思ってしまいます。

「ニッチな動物なんて他にもたくさんいる。なぜモルモットが車にされたのか」

この疑問は拭いきれません。

僕が考える、モルモットが車である理由

作者に聞いたわけではないので、答えは知りません。

ですが、僕はこれではないかな?と思っています。

モルモットキャラバン

動画を1つご覧ください。

これはとある動物園のイベントの様子を投稿した動画です。

なんともまぁ、

一列に並んで道を進んでいく姿はまるで車のようです!

どうやら、モルモットには、群れになって一列に隊列を組んで移動する習性があるらしいのです。

おそらくPUI PUIモルカーの作者の方は、こういうモルモットの習性を車に見立てて世界観を描いたんじゃないかと僕は考えました。

これであれば、

わんちゃんねこちゃんが車になったのではなく、

モルモットが飛行機になったのではなく、

モルモットが車になった理由としてしっくりきますね。

理由を考える大切さ

PUI PUIモルカーの元ネタは、モルモットキャラバンなのでは?と僕は考えました。

もちろん、答えは知りませんし、外れているかもしれません。

ですが、正しいかどうかの話を今回はしたいわけではないのです。

「理由を考える」ということを伝えたかったのです。

理由を考えないとどうなるのか

モルモットが可愛いから、モルモットを別の乗り物に置き換えてみよう。

モルカーが流行っているから、別の動物を車に置き換えてみよう。

こんな風に、短絡的な、見た目のガワを変えたアイディアがわいてきてしまいます。

言葉を選ばなければ、

安易にパクるようになります。

もちろん、モルカーが好きでリスペクトして二次創作やオマージュ作品を作るのは全然良いと思うのですが、

オリジナルアイディアと主張しておきながら、

「パクリじゃない、参考にしただけ」

というと僕はちょっと疑問が残ってしまいます。

参考にした。

そうとも捉えられますが、僕が考える「参考」というのはちょっと違います。

考え方をヒントにするのは参考

見た目を参考にすると、パクりっぽくなりがちです。

では何を参考にするのか。

それは、考え方です。

モルカーは、動物の習性から着想したのであれば、

動物の習性というヒントから新しいキャラクターを作るべきなんです。

例えば、ラッコは手を繋いで寝る習性があるそうです。

であれば、ふたごの仲良しラッコなんてキャラクターも考えられますし、

些細なことで喧嘩するけど、仲直りして最後には手を繋いで一緒に寝る兄弟、

なんて世界観も可愛いかもしれません。

このように、見た目を参考にするのではなく、考え方を参考にすることで、

新しいアイディアが浮かんできますし、

その結果出てきたアイディアは、モルカーからパクった!なんて言われないわけです。

kobakoでは考え方も教えていきます。

さて前置きが長くなりましたが、プログラミング教室kobakoでは、ただただプログラミングを教えるだけでなく、

アイディアを考え出す方法も教えています。

将来クリエイターになりたいお子様、

作るのが大好きなお子様、

kobakoのプログラミング授業にぜひご参加ください!

Photo by Jaroslaw Slodkiewicz on Unsplash