こんにちは!
子供向けプログラミング教室kobakoスタッフです。
ご自宅で子供にプログラミングをやらせたくても、
子供にちょうどいいパソコンがご家庭になかったり、
子供がパソコン操作に不慣れだったりして、なかなかスタートしづらい現状があるかと思います。
そこで今回はiPadなどのタブレットでプログラミングができるアプリ、
Springin’を紹介したいと思います。
ところで・・・
この記事を書いている人はだれ?

子供向けプログラミング教室です!
JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。
プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。

Springin’とは?
Springin’とはiPadやiPhoneで提供されている、子供向けのプログラミングアプリです。
2021年にはAndroidにも対応しました。
よくある、
「プログラミング的思考を養うアプリ」とか「プログラミングが学べるアプリ」
とはSpringin’はちょっと違います。
学ぶのではなく、作る。
プログラミングで作品を作るそのもの。
もはや新しいプログラミング言語といっても過言ではありません。

Springin’のここがすごい!
Springin’は大人の僕もハマっており、大人でも楽しめる要素があります。
やらされている感がなく、子供も楽しんでプログラミングに挑戦できるはずです。
Springin’がなぜそんなに素晴らしいと思うか、解説していきます。
お絵かきのようにプログラミングできる
プログラミングというと、
英語のコードを書いたり、
Scratchのようにブロックを組み合わせて作っていく印象がありますが、
Springin’は文字入力などがほとんどありません。
お絵かきしたイラストに機能をつけていくことで、
全体のソフトウェアを設計していくスタイルです。
プロから見ると、プログラミングのコンポーネントパターンをうまく取り入れたなぁと思いました。
覚えることは少なく、できることが多い
でもどうせ学習が大変なんじゃない?と思いますが、
Springin’は1時間も基本操作を学べばそれなりにプログラミングをスタートできます。
学習は少ないが、できることが多いという理想的なアプリだと思います。
いろいろ勉強しないと複雑なことができない、というよりは、
頭を使うと複雑なことができる、という印象で、
知識よりも工夫する、
学ぶというよりは考える、
そんな上流工程的な考え方が身に付くアプリだと感じました。
チームでプログラミングする際、抽象的に設計する人が上流、設計されたものを具体化していくのが下流と言われたりします。上流の方が難しいとされています。
マーケティング感覚が養われる
Springin’の大きな特徴として、自分が作った作品を売れるマーケットという機能があります。
(実際にリアルマネーで売り買いするわけではなく、Springin’内で使えるゲーム内コインですのでご安心ください。)
オプション的に備わっているこの機能ですが、個人的には、なくてはならないほど重要な機能に思えています。
プログラミングは「なぜ作るか」が抜け落ちがちで、1人で作って1人で遊ぶということに陥りがちです。
誰かに遊んで欲しい!という気持ちをすぐに叶えてくれるのがマーケット機能なわけです。
さらに、人気の作品になるためには、
どんな作品が人気になるかの調査が必要ですし、
あっと驚く仕掛けでプレイヤーを感動させなければいけませんし、
はじめてプレイする人でもわかりやすい操作方法にする必要があります。
自分は面白いと思っていても他人が面白いと思うとは限らない、
そういう歯痒さというのは大人にならないと経験できないものではあるのですが、
Springin’であれば自分と他人との価値観のずれなどを考慮した、柔軟性のある価値観の子供に成長する予感がします。
刺激しあえる友達ができる
Springin’にはフレンド的な機能があります。
インターネット上でやりとりするのは危険な印象があるかもしれませんが、
固定のメッセージしか送れない仕様になっているのでトラブルに巻き込まれることもありません。
Springin’には、
積極的に友達を作ろうとしているクリエイター、
新しいことにひたすらチャレンジしているクリエイター、
がたくさんいます。
大人の僕でも刺激的になるような、挑戦的なクリエイターがたくさんいました。
子供は真似をすることで成長していきます。
真似をしたくなる、モデルとなる、同い年くらいのクリエイターがたくさんいるのは刺激的なんじゃないでしょうか。
Springin’の始め方
まずはSpringin’の公式ページからAppStoreへリンクし、ダウンロードしましょう。
どうやって学ぶ?
公式サイトにはチュートリアル動画もありますし、
最近は書籍も出版されました。
ですが一番のおすすめは、マーケットから他のクリエイターが作ってくれたチュートリアルワークで遊んでみることです。
Springin’は他のクリエイターが作った作品がどのようにして作られているか、中身のプログラミングを見ることができます。
「え?これってどうやって作るの?」という作品を見かけたら、
中身を見れば解決するというのもSpringin’の素晴らしいポイントですね。

Springin’でプログラミングが楽しいと思えたら
Springin’を極めるのもよし、
子供向けプログラミング言語のScratchや、
ProcessingやUnityなどの本格的なプログラミングに挑戦しても良いでしょう。
kobakoではプログラミングに挑戦したい生徒を募集していますので、ぜひお声がけください!
え?Springin’は教えてないのかって?
うーん、僕が教えるより、Springin’で活躍するクリエイターから学んだ方がずっと良い刺激になると思います!