こんにちは!
子供向けプログラミング教室kobakoスタッフです。
小学生、中学生のプログラミングはScratch(スクラッチ)から!というのが一般的になりつつあります。
スクラッチはプログラミングのアウトラインを程よく再現しており、非常によくできたプログラミング言語です。
ですが、万人におすすめできるものではないのかなぁという印象があります。
ところで・・・
この記事を書いている人はだれ?
子供向けプログラミング教室です!
JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。
プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。
スクラッチとは?
スクラッチとは、MITが開発した子供向けプログラミング言語です。
視覚的にわかりやすい命令ブロックを組み合わせてプログラミングしていきます。
早い子であれば小学校低学年からスクラッチでプログラミングを開始できるほど、プログラミングが簡略化されており、
公的な教育機関から民間のプログラミング教室まで、幅広く利用されているプログラミング言語です。
スクラッチのデメリット
非常によくできているスクラッチですが、万能ではありません。
僕がみてきた中で、スクラッチのデメリットをいくつかピックアップしてみます。
子供っぽい
スクラッチは親しみを持たせるために子供っぽいデザインに統一されていいます。
確かに子供にとって親しみを持ちやすく、とっつきやすくなるのですが、大人が使いづらい印象があります。
子供は大人の真似事をしたがる生き物です。
大人がスクラッチを使っていろいろ遊んでいれば、自然と子供も真似すると思うのですが、
現実、スクラッチを使ってゲームを作っている大人は少ない印象です。
大人は、子供に教えるためにスクラッチで作品を作っており、
純粋にスクラッチを楽しんでいる人というのはそんなに多くないんじゃないかなぁと思います。
もちろん、スクラッチの戦略は子供向けなので、スクラッチの方向性は正しいとは思うのですが、
大人が本気出してプログラミングする環境ではないのは、
子供にとって、やっぱり子供のおもちゃの印象を与えてしまう気がしています。
スクラッチから離れられなくなる
スクラッチは一般のプログラミング言語とは大きく異なります。
まずプログラミングコードが出てきません。視覚的なブロックをつなげてプログラミングします。
親しみやすさが裏目に出て、スクラッチを卒業して、本格的なプログラミングコードの世界に入るのを臆する生徒が多く目立ちます。
もちろん、自分が作りたい作品がスクラッチで実現できて、本格的なプログラミング言語に移行する必要がない生徒はそのままで良いと思います。
ですが、惰性でスクラッチを続けている生徒を見かけるのも現実です。
惰性がはじまってしまった生徒は、工夫がなくなり、そもそもの目的であった想像力を養う機会を損なっているのが気になります。
スクラッチが向いている子供
スクラッチのデメリットをあげてしまいましたが、スクラッチは本当によくできたプログラミング言語です。
プログラミング業界に革命を起こしたと言っても過言ではない、革新的なプログラミング言語です。
スクラッチはダメ!というつもりはなく、向き不向きの問題かなと思っています。
スクラッチが向いている子供
スクラッチが向いている子供は、想像力が豊かな子供です。
思い描いた世界をデジタルの世界に投影していくことに面白さを見出したり、
表現の世界に没入できる子供にスクラッチは向いている印象があります。
アート志向、クリエイター志向の子供が向いているとも言えます。
スクラッチは直感的にプログラミングできるので、アニメーションや世界観の演出が比較的容易で、
頭に描いたものを早く形にしたい!という子供にはスクラッチはおすすめできますし、
表現したいものがスクラッチで実現できているので、
スクラッチを卒業して本格的なプログラミング言語に移行する必要すらないと思います。
スクラッチが向いていない子供
作りたいものが特にない子供、プログラミングそのものに興味がある子供です。
何を作るかよりも、どう作るか。
数学的な知識に興味がある、研究者タイプ、理系タイプはスクラッチは向いていないかもしれません。
そういう子供はスクラッチではなく、いきなり本格的なプログラミング言語から入っても問題ない印象があります。
プログラミングがなぜ動くのかを考えたり、
書いたプログラムコードが思った通りに動作するパズル的な感覚で楽しめるタイプですので、
1つの作品を作り上げるのは苦手な印象があります。
クリエイター志向を育てる
プログラミング教室kobakoはクリエイター志向を育てるタイプのプログラミング教室です。
プログラミングの仕方はもちろんですが、
どんな作品を作ればいいのか、どうしたらオリジナリティのある作品が作れるのか、企画からサポートします。
クリエイター志向といえばスクラッチですが、スクラッチは現在のところkobakoでは取り扱っていません。
スクラッチは多くのプログラミング教室が取り扱っていますので、わざわざ私たちが取り扱わずとも、私たちより相応しい教室があると思っています。
私たちkobakoは、
クリエイター志向の子供をより大人と戦えるクリエイターにするために本格的プログラミングを、
研究者タイプの子供をよりクリエイター志向に向けて作品を多く作れるように、
というコンセプトに教材を開発しています。
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初回の授業料(体験)は無料です。
※現在はオンライン授業でのみ対応しています。通学型ではありません。