こんにちは!
子供向けプログラミング教室kobakoスタッフです。
プログラミングを学び始めると出くわす「変数」。
この変数を理解できるかが、プログラミングの第一関門といったところでしょうか。
なんとなく変数はわかるけど、floatとかintとか、その辺の違いがよくわからない・・・という初心者も多いんじゃないでしょうか?
今日は変数のfloatやintについて解説していきます。
ところで・・・
この記事を書いている人はだれ?

子供向けプログラミング教室です!
JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。
プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。

floatやintは型
floatやintは、変数の型(かた)と呼ばれます。
型とはフォーマットですね。どういうフォーマットの変数なのかっていうことを表しています。
floatは小数点が入るフォーマット
floatは小数点が入るフォーマットのことです。
ゲームを作ったりする場合、細かいアニメーションが必要なので、小数点単位で動作させることが多くなります。
そのため、ゲームなどを作るときは、基本的にはfloatで数値を持っておけば良いでしょう。
intは小数点が入らないフォーマット
一方、intは小数点が入らないフォーマットです。
floatは小数点が入るので、小数点が使えないintは機能が少し狭まった印象がありますよね。
使い分けのポイントは、整数として扱いたいかどうか、と考えれば良いでしょう。
例えば出席番号。出席番号「3.14」なんて小数点がついた出席番号は聞いたことがありませんよね。なので出席番号はfloatじゃなくてintが良いでしょう。
例えば、りんごの個数。スーパーでりんご0.84個単位で売ったりしてませんよね。なので個数はfloatじゃなくてintが良いでしょう。
floatとintで大きく振る舞いが変わる場面
floatやintの違いは小数点のありなしです。
小数点なんてどうでも良い気はしますが、これが結構大切なんです。
例えば、10個のリンゴを3人で分けたとしましょう。1人あたり3個もらえますよね。
int apple = 10;
int people = 3;
// 3になる
console.log(apple / people);
ですが、これをfloatでやると、3.3333…個になります。
float apple = 10;
float people = 3;
// 3.33333になる
console.log(apple / people);
この割り切れなかった余りの数をどう扱うかがキモになってきます。
intの場合は1が余ってしまいますが、floatの場合は余りがでません。きっちり細かく3.0人で割ります。
これは例えば、パーセンテージなんかでもよく使います。
1万円を貯金しようとしていて、今現在6,500円を持っていたとしましょう。目標金額に対して、今は何%持っているか?
もしこれをintで処理してしまうと、6500 / 10000となり、答えは0になってしまいます。
floatであれば、0.65という結果になり、パーセンテージが割り出せました。
他にも型はいろいろ
変数のフォーマットとして紹介してきた型ですが、flaotやintの他にもいろいろあります。
string型は文字を入れておくフォーマットです。
boolean型は0か1のスイッチを入れておくフォーマットです。
他にもいろいろな型があるわけですが、全てを覚える必要はありません。
必要になったらその時覚えればいいんです。
プログラミング教室kobakoでは、いきなり全てを覚えさせて理解させようとはしません。
やりたいことに応じて、やりたいことが実現できる分の知識を覚えて、少しずつスキルにしていきます。
これを遅延評価勉強法といったりします。
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