こんにちは!
子供向けプログラミング教室kobakoスタッフです。
義務教育にプログラミングが必修として追加されたのが2021年頃でしょうか。
高校では情報教育がスタートし、そして2025年、情報1が共通テスト科目として追加されました。
僕もどんなものかなぁという興味本位で買って読んでみました。
ところで・・・
この記事を書いている人はだれ?
子供向けプログラミング教室です!
JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。
プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。
教科書は日本文教出版
情報1の教科書は各社から出版されていました。どれを買えば良いのかよくわからなかったので、高校生の生徒から実際に学校で使っていたという情報を聞き、日本文教出版からの教科書を手に入れてみました。
https://www.nichibun-g.co.jp/textbooks/joho/2022_joho01_1/textbook
正直この教科書を共通テスト対策のベースとして考えて良いのかはちょっとわかりかねるのですが、
少なくとも全く使われていないわけでもないでしょうし、共通テストのサンプルと照らし合わせてみても逸脱している様子もないので、日本文教出版からの教科書でまぁ大丈夫なのかなぁという所感です。
共通テストのサンプル問題へのリンクも記載しておきます。
https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?d=511&f=abm00003277.pdf&n=6-2-1_試作問題『情報Ⅰ』※令和4年12月23日一部修正.pdf
ITパスポートに似ている
情報1の教科書を読んでまず思うのが、ITパスポートの試験範囲と非常に似ているという点です。
情報1で取り扱う学習は、ITパスポートの試験範囲はそのままで、ITパスポートの深みの部分をやや削ったような印象でした。
まさかデータベースやネットワーク、そしてプログラミングの分野にまで高校生で学習しているとは全く知りませんでした。
非常に広範囲に、体系的にITを学べる良い教科書だなぁと感じると同時に、
ITパスポートの試験を経験している僕から見ると、ITパスポートが体系的に本当によくまとまっているということへの裏付けにも感じました。
ITパスポートを目指してみよう
以上のことから、ITパスポートの勉強をすれば、同時に共通テスト「情報1」の対策になっているということが伺えます。
このことからITパスポートを学習すると、
・社会人としても評価される国家資格が得られる
・大学共通テスト対策になる
という2つのメリットがあることがわかります。
ITパスポートは就職活動中の大学生に人気の資格であり、評価されやすい資格ではあるのですが、正直、社会人になってからの取得はそれほど評価されません。
これは言い換えれば、「ITパスポートは早く取ると評価されやすい」とも言えるんじゃないかなぁと思います。
大学生4回生よりも大学1回生のときに取った方が、大学生よりも高校生で取った方が、もっといえば中学生で取った方が評価はグンとあがる不思議な魅力のある資格に感じます。
授業での導入
僕の受け持つクラスでは、「自分がやりたいことを実践して学習しよう」というスタイルが前提ではあるのですが、
これはこれで独りよがりな好きの追求になってしまう懸念もあります。
そこで僕のクラスでは授業の冒頭数分を使って、オリジナルの簡易版ITパスポートの試験問題を1〜2問解いてもらうようにしています。
ITパスポートに興味がないという生徒は別にやらなくても良い方針で、そこは生徒の自主性に委ねている程度のゆるい取り組みです。
目的として、
・つい偏ってしまいがちな知識を、体系的に学ぶ機会を少しでも導入したい
・生徒が将来的にITパスポートという資格勉強を選択できるようにしておきたい
という意図がありました。
そして今回ここに、
・大学受験で役立つ(共通テスト対策になる)
というメリットも登場してきましたので、もう少し本腰を入れてこのITパスポート学習を授業に取り入れて行っても良いんだろうなぁという所感です。
資格はお仕事体験シミュレーター
資格というのは賛否両論あると思います。現場では役に立たない知識だとか、面接で評価されないだとか。
そういった意見は僕もわかりますし、ある程度賛同できます。
僕は資格はお仕事体験シミュレーターくらいに考えています。
シミュレーターなので複雑な事柄をとっつきやすく簡易的にしたに過ぎません。
現場の方から見たら「シミュレーターだなぁ」という感じでしかないでしょう。
しかし、シミュレーターは学生やその仕事未経験な人たちにとっては手軽にお仕事を知ることのできるツールでもあります。
シミュレーターも使っていない人よりは、シミュレーターでもいいから体験してきた人が評価されるものかなぁと考えています。
さらに加えて、現場でも「あ、それ知らない」という事柄がシミュレーターで学べるチャンスもあったりします。
現場の中で体系的に学べているように見えて、実はその現場独自のやり方だったり、ちょっと歪なことをしている可能性だってあります。
現場の人にとっても、体系的にまとめてくれている資格というのは、自分の知識を棚卸する意味でも意義あることだと感じます。
プログラミング教室kobakoでは、想像力を養うことを前提にしながら、
自分がわかっていないところに気づけるような体系的な学習としてITパスポートを利用していきたいと考えています。
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