こんにちは!
プログラミング教室kobakoスタッフです。
みなさん、「ノーコード」って知っていますか?
ノーコードは、プログラミングコードを使わずにアプリケーションを作ろうぜ!というキーワードです。
ノーコードというプログラミング言語があるわけではなく、
ノーコードというサービスがあるわけでもなく、
ノーコードは概念上の存在で、各社がノーコードをコンセプトにいろんなサービスを提供しているという現状です。
ところで・・・
この記事を書いている人はだれ?
子供向けプログラミング教室です!
JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。
プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。
ノーコードツール「airtable」
今回紹介するのはairtableです。
airtableもまた、ノーコードツールの代表格のようなサービスです。
ChromeやSafariなどのブラウザで動作するサービスで、
マウスでぽちぽちしていると、なんだか便利なアプリケーションが出来上がる、というような代物です。
本質はエクセル
airtableの本質はエクセル、スプレッドシートです。
列(カラムと言います)に合わせて情報を入力していき、行を追加していくのが、airtableの基本的な使い方です。
そういう意味では、エクセルが使えればairtableもそれなりに使えたりするので、敷居は割と低い方じゃないかなぁと思います。
しかしなぜ、エクセル的なものがノーコードになるのでしょうか?
実を言うと、世の中のアプリケーションのほとんどは、本質的にはエクセルだったりするんです。
アプリケーションはデータベースと言われるデータの集合体からデータを取得したり、逆にデータを追加したり更新したりすることで成り立っています。
データベースはいわゆる表になっており、その仕組みは言わずもながエクセルとほぼ同列な仕組みです。
ですがデータベースは、SQLという特殊な言語で操作しており、さらに高速だということがエクセルとの大きな違いです。
言ってしまえば、aitableはエクセルとデータベースの中間みたいなツール、といえそうです。
airtableが向いているものと向いていないもの
ノーコードでなんでも作れるのか?ゲームもか?
と思われてしまうかもしれませんが、airtableにも向き不向きがあります。
僕がairtableを触っていて思ったのは、「管理ツール」として向いているなぁということです。
例えば、顧客管理ツール。問い合わせ管理ツール。日報管理、メンバー管理、予定管理、スケジュール管理。
「管理」というワードがつきそうなアプリケーションはairtableで作れそうな予感がします。
airtableの弱点
全て英語のサービスになります。
日本語の入力はできるので問題はないのですが、日本人からするとわかりづらさやとっつきにくさが残ってしまいます。
とはいえ、本質はエクセルですので、5分も触ってみれば違和感は消えていくんじゃないかなぁとは思います。
個人的に最初にわかりづらかったのが機能の概念です。
Workspaceは、まぁなんとなくわからんでもなかったのですが、言ってしまえばフォルダでした。
Baseは、なんのこっちゃ?って思ったのですが、ただのファイルのことでした。
Tableは、シートのことですね。
データベース的に言えば、BaseがDatabase、TableがそのままTableですね。
airtableで日報ツールを作ってみる
ぽちぽちとairtableを触ってみてわかってきたので、早速試しに日報ツールをイメージして作ってみました。
驚愕のスピード感
正味、10分くらいで日報ツールが作れてしまいました。
このくらいのツールを自分でプログラミングしようとしたら・・・んーなんだかんだいって1日はかかってしまう気がします。
日報に新しい項目を足そうと思ったらポチポチとクリックしていれば30秒で追加できてしまいます。
このスピード感は、正直プログラミングでは勝てませんね。
airtableで日報ツールの作り方
日報ツールの作り方を解説します。と言いたいところですが、
画面の操作が多いので動画にしてあります。
興味がある方はぜひ動画をご覧になって、できたらチャンネル登録もよろしくお願いします。
プログラミングの未来
今回airtableを触ってみて、ノーコードの未来、プログラミングの未来を垣間見た気がします。
よく、ノーコードの襲来でプログラマーが不要になる!ということがささやかれたりしますが、
ノーコードを触ってみた僕の感想としては、全くそんなことはないし、むしろプログラマーが増えるなと思いました。
なぜなら、ノーコードとは言え、airtableもはじめ、全てプログラミングなんです。
コードを書いていないだけであり、設計や思考はプログラミングそのものです。
今はコードからプログラミングに興味を持つしかありませんが、
これからはノーコードからプログラミングに興味を持つ人が現れてくるわけです。
scratchはノーコード
子供向けプログラミング言語であるScratchもノーコードなんだなぁと気がつきました。
Scratchは意味がないとか意味があるとか賛否両論ありますが、
ノーコードの未来を垣間見た僕からすれば、意味は絶対にあるなと思いました。
ただ、ノーコードもScratchも、やりたいことが限定的なのが気になります。
もっと、自分の考えた通りにコンピュータを動かしたい!そう思ったのならばやっぱりコード型プログラミングの出番です。
プログラミング教室kobakoでは、コード型プログラミングでの作品作りを推奨しています。
ノーコードから一歩進んだプログラミングをしたくなったら、ぜひkobakoへ遊びに来てください。
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