こんにちは!
子供向けプログラミング教室kobakoスタッフです。
Git(ギット)と呼ばれるツールをご存知ですか?
Gitはプロのエンジニアの世界で広く使われている、バージョン管理ツールです。
Gitが使えるようになると、
「しまった!間違ってファイルを消しちゃった!」
とか
「うーん、一旦この変更を無かったことにしたいなぁ」
なんてことが簡単にできちゃうんです。
ところで・・・
この記事を書いている人はだれ?
子供向けプログラミング教室です!
JavaScriptを使ったゲームプログラミング、ゲーム企画が得意な教室です。
プログラミング教室で実際に使用している、学習成果のある教材をYouTube無料配信しています。
Gitが便利な理由
Gitはとにかく便利です。
Gitを使わないでアプリ開発をしろと言われたら、ちょっと無理ゲーですね・・・。
Gitの具体的な使い方の前に、
Gitがなぜ便利なのか、なぜ苦労してまでGitに挑戦した方がいいのか解説していきます。
以前の状態に戻せる
バージョン管理ツールなので、古い状態に戻すことができます。
例えば、プログラムコードを3ヶ月くらい前の状態に戻したい、なんて場合でも簡単に戻せてしまうのがGitです。
実際そこまでさかのぼることはないのですが、
2〜3日前の状態に戻したい、最近のプログラムの変更をなかったことにしたい、という場面は案外多いものです。
仲間と共有できる
Gitの利点はバージョン管理だけではありません。
複数人で開発している場合、プログラムコードを共有するのにもGitは活躍します。
Githubやbitbucketなどのリモートリポジトリと呼ばれるサービスを利用すれば、
サービス経由でソースコードを共有することができます。
これで離れた開発仲間とも、常に最新のプログラムコードで一緒に開発することができます。
開発途中のものは別にしておける
アプリなどを開発している場合、たくさんの機能を作らなければなりません。
1つの機能を作っている間、開発途中のプログラムのせいで他の機能は動かなくなってしまったりする場合があります。
仲間と一緒に開発している場合などは、自分が今作っているプログラムのせいで全てがうごかくなってしまったりしたら迷惑をかけてしまいます。
そういうことを防げるのがGitのブランチ機能です。
ブランチは枝です。プログラムコードを枝分かれするように、開発単位ごとにプログラムを分離できるので、他に影響を与えることがありません。
例えば、
ある実験的な機能を作ってみたいと思えばブランチを切り、やっぱり要らないと思えばブランチごと切り落としてなかったことにもできます。
アプリやソフトウェアは実験や検証しながらの開発になりがちです。
機能ごとにブランチを切っておけば、スムーズに開発を進行させることができます。
Gitの超基本的な使い方
ではGitの使い方です。
Gitは多機能です。多機能ゆえに初心者は混乱しがちです。
ここでは、とりあえずこれだけ覚えておけ!というようなものに絞ってお伝えしていきます。
現在の状態を保存する
これだけ覚えておけばほぼほぼ事足りるかもしれません。
プログラムの変更をGitに保存させておくコマンドです。
要は、現在の状態でバックアップを取るぞ、というコマンドです。
git add .
git commit -m "修正"
現在の状態を仲間と共有する
githubやbitbucketを使って仲間とソースコードを共有している場合、これも覚えておかないといけません。
自分の変更履歴を相手に送ったり、相手の変更履歴を受け取ったりするコマンドです。
// 自分の変更履歴を相手に送る
git push
// 相手の変更履歴を受け取る
git pull
Gitに慣れてきたら
Gitに慣れてきたら以下も使うと便利です。
慣れていなければ混乱するのでやめておいた方がいいでしょう。
変更されたファイルを知る
前回のコミットからどんなファイルが変更になったのか調べるコマンドです。
思わぬファイルや、思わぬ変更をコミットして仲間と共有してしまわないように、
コミット前に事前に変更ファイルを確認しておくと良いでしょう。
// 変更ファイルを一覧で取得する
git status
// 変更ファイルを指定して、具体的に何が変わったのか調べる
git diff yourfile.html
ブランチを切る
ブランチを切るようにすると、機能ごとに開発を進められるので、
開発途中のものが複数あっても同時進行で進めることができます。
// 現在のブランチを一覧で取得
git branch
// 新しいブランチを作成
git branch sample
// ブランチを移動する
git checkout sample
kobakoでのプログラミング
プログラミング教室kobakoではGitは難易度が高いため、積極的に生徒に教えることはありません。
ですが、生徒同士でチームで開発になる場合など、必要に応じてチームでプロジェクトを進行する手法も伝えていく用意があります。
現役のエンジニアが教えているプログラミング教室だからこそできる柔軟性かなぁと思っています。
ぜひプログラミング教室kobakoにも遊びに来てくださいね!
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