子供がマインクラフトで自然と自ら学ぶ力を養う

マイクラは今は知らない人はほとんどいないのではないかとというほどの世界中で人気のあるゲームです。
マイクラ世界で冒険したり、戦ったり、建築したり、さらにはプログラミングできたり、ゴールやクリアのあるゲームと違って無限に楽むことができるゲームです。

マイクラで自ら自然と学ぶ力を養うってどういうことかというと、、

お友達や、YouTubeの影響などでマイクラ上で自分のやりたいことが見つかる。
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実現できる方法をYouTubeやネットで調べる、もしくは知る
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試してみる
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うまくいかなければ再度チャレンジ、もしくはもっと簡単な方法が無いだろうかとまた調べる等。

これを繰り返している子どもが多いように思います。自然と気づかないうちにPDCAサイクルになっています。
もし、ネット等の環境がなかったとしても、マイクラの本を買ってきたり、友達に聞いたりなどして同じように問題解決していくでしょう。子どもは興味がないことは受け身になりがちで、興味があるとそのために使うエネルギーや情報の吸収力は半端がありません。

とくにパソコン版マイクラはできることが増えるため、子どもが自ら学ぶ力を養うにはより良いのではと思っています。
まだパソコンに慣れていない子供であっても、パソコン版マイクラをプレイすると、すぐに操作を覚えて、あっという間にパソコンに慣れてる。パソコン版マイクラの特徴として、modと呼ばれる拡張機能が追加できます(※無料で個人が作成して提供しており、追加は各自の自己責任になります)
それを追加するためにはいくつかのハードルがあり、最初は親や詳しい大人がサポートしますが、繰り返すうちに自分で覚えたり、または調べるなどして勝手に追加し始める子どももいます。
modはバージョンやmod同士で競合することもあり、慣れるまでは気軽に追加できるものではないのですが、どうしてもこのmodで遊びたいという欲求のために頑張っている子どもの姿を何度も目にしたことがあります。
中には、modで遊ぶことよりもmodをうまく追加できた達成感に浸って終わることもあり、問題解決に自体を楽しむようになる子どももいます。
他にも自分でマイクラサーバーを立てることもでき、パソコン版は学び、楽しみが広がります。

マイクラはゲームだからと、つい時間制限をかけたくなるものですが、マイクラはある程度自由にできる時間があるほうが、もっとこうしたい、という欲求が生まれてきやすいのではないかと思います。
というのも、短い時間ではできることが限られているため、例えば1時間プレイして終わるころに、こんなことしてみたかった!と思いついてもそこで終了してしまっては、せっかくの興味も冷めてしまうからです。
それぞれの家庭の事情もあるのでプレイ時間を延長することを強く勧めるつもりもなく、あくまで個人的な意見として。マイクラは建築だけでなく、レッドストーン回路で仕組みも作ることができ、創作に広がりがあるため、ある程度時間を与えてあげてもいいのではないかと思うのです。

マイクラ以外でもそういう要素を持ったものがあると思います。マイクラが世界中で人気があるのは、マイクラにそれだけ魅力があるということなので、一度はこのマイクラに触れてみてもいいかもしれません。

大人も一緒になって楽しめると子ども達と世界を共有できるだけでなく、大人ならではの凄さも見せたり、また、逆に子ども達の想像力や伸びる力に驚かされ、大人が素直に子どもに凄いねと言える場面も出てくると思います。それはきっと子ども達の自信に繋がるのではないかと思います。